2009年12月18日
ミナクサの初詣・節分といえばここ、県随一の古社「立木神社」
いよいよ今年も半月足らず。年の瀬も押し迫ってまいりました。
ミナクサブログ・レポーターのぎんねこです。
不況に悩まされた一年でしたが、来年こそ明るい年にしたいもの。
そんな願いを込めた初詣は、みなさんどちらへお参りされますか?
ミナクサ暮らしの定番といえば「立木神社」。
1200年あまりの歴史をもつ滋賀県随一の古社で、旧草津村、旧矢倉村の氏神様として
広く信仰を集めています。

例年の初詣の様子。元日夜からたくさんの人でにぎわいます(写真提供:立木神社)


旧東海道に面して鎮座する立木神社は、古くから交通安全・厄除けの神様として
氏子さんたちのほか、旅人にも親しまれてきました。

草津市役所前の通りの赤い鳥居はおなじみです。
春の桜も見事ですよね。

厄除開運、交通安全、家内安全、商売繁盛、安産祈願のほか
初宮詣や七五三など、草津の人々は折に触れてこのお社の前で手をあわせてきたんですね。


ここの神様のお使いは鹿。境内にはいくつもの像がまつられていました。
いまは役所街に隣接し、幹線道路にもほど近いこの神社ですが
大昔はここも深い森のなかだったのでしょうか。
ここではお正月に向けて毎年、氏子の総代さんたちの手でしめ縄が作られます。
いまでは珍しくなったこの習慣が、連綿と受け継がれているんですね。


総代さんが60人近くいらっしゃるのも、この神社の大きな特徴とか。
それだけ深い信仰がいまも地域の暮らしのなかに息づいているということです。
12月の初旬に行われるしめ縄づくりでは、藁を馴らすところから手作り。


12月20日には大きな門松も総代さんたちの手によって作られるのだそうです。
初詣のご祈祷は元日9時から(要申込)。
1月10日には「えびす祭」、15日には「左義長」も行われます。
また2月に入り、立木神社にひときわ多くの人が集まるのは何といっても節分。
ここの豆まきを毎年楽しみにしている人も多いんです。

豆まきが行われるのは2月3日、節分当日の午後3時、6時、8時の3回。
福豆のほか、福餅まきも行われ、宝みくじの豪華景品も楽しみの一つ。

寒いなかでのお祭りですが、甘酒の無料接待なども用意されます。
楽しみですよね。
境内には旧東海道「追分」の道標も立っています。


延宝8年(1680年)11月建立の銘があり、
「県内で最も古い石造りの道標なんですよ」と教えてくださったのは神社の市川さん。
また、ご神木である「ウラジロガシ」は推定樹齢400年。

県指定の自然記念物ですが、地域のみなさんの懸命の延命措置のかいなく
先日ついに枯れてしまったのだそう。
新聞などでも話題になっていましたが、草津の自然遺産が失われたのはとても残念です。


境内にはほかにもクロマツの巨木など、長い歳月
人々を見守ってきた木々がたくさん残っています。
これは信仰の地ならではなのかもしれませんね。


境内の玉砂利のうえには、どんぐりもいっぱい。

まちの人々とともに時を刻み、まちを守り続けてきた古社へ
ぜひ足を運んでみてください。
立木神社
草津市草津4丁目1-3
TEL 077-562‐0420
参拝 通年境内自由
守札等の授与は9:00~16:00
祈祷受付は要予約
※情報は2009年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
より大きな地図で ミナクサブログ2009╱12╱18 を表示
ミナクサブログ・レポーターのぎんねこです。
不況に悩まされた一年でしたが、来年こそ明るい年にしたいもの。
そんな願いを込めた初詣は、みなさんどちらへお参りされますか?
ミナクサ暮らしの定番といえば「立木神社」。
1200年あまりの歴史をもつ滋賀県随一の古社で、旧草津村、旧矢倉村の氏神様として
広く信仰を集めています。

例年の初詣の様子。元日夜からたくさんの人でにぎわいます(写真提供:立木神社)


旧東海道に面して鎮座する立木神社は、古くから交通安全・厄除けの神様として
氏子さんたちのほか、旅人にも親しまれてきました。

草津市役所前の通りの赤い鳥居はおなじみです。
春の桜も見事ですよね。

厄除開運、交通安全、家内安全、商売繁盛、安産祈願のほか
初宮詣や七五三など、草津の人々は折に触れてこのお社の前で手をあわせてきたんですね。


ここの神様のお使いは鹿。境内にはいくつもの像がまつられていました。
いまは役所街に隣接し、幹線道路にもほど近いこの神社ですが
大昔はここも深い森のなかだったのでしょうか。
ここではお正月に向けて毎年、氏子の総代さんたちの手でしめ縄が作られます。
いまでは珍しくなったこの習慣が、連綿と受け継がれているんですね。


総代さんが60人近くいらっしゃるのも、この神社の大きな特徴とか。
それだけ深い信仰がいまも地域の暮らしのなかに息づいているということです。
12月の初旬に行われるしめ縄づくりでは、藁を馴らすところから手作り。


12月20日には大きな門松も総代さんたちの手によって作られるのだそうです。
初詣のご祈祷は元日9時から(要申込)。
1月10日には「えびす祭」、15日には「左義長」も行われます。
また2月に入り、立木神社にひときわ多くの人が集まるのは何といっても節分。
ここの豆まきを毎年楽しみにしている人も多いんです。

豆まきが行われるのは2月3日、節分当日の午後3時、6時、8時の3回。
福豆のほか、福餅まきも行われ、宝みくじの豪華景品も楽しみの一つ。

寒いなかでのお祭りですが、甘酒の無料接待なども用意されます。
楽しみですよね。
境内には旧東海道「追分」の道標も立っています。


延宝8年(1680年)11月建立の銘があり、
「県内で最も古い石造りの道標なんですよ」と教えてくださったのは神社の市川さん。
また、ご神木である「ウラジロガシ」は推定樹齢400年。

県指定の自然記念物ですが、地域のみなさんの懸命の延命措置のかいなく
先日ついに枯れてしまったのだそう。
新聞などでも話題になっていましたが、草津の自然遺産が失われたのはとても残念です。


境内にはほかにもクロマツの巨木など、長い歳月
人々を見守ってきた木々がたくさん残っています。
これは信仰の地ならではなのかもしれませんね。


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ぜひ足を運んでみてください。
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※情報は2009年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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Posted by
ぎんねこ
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ぎんねこさん