南草津の口コミ・生活情報 『ミナクサブログ』

こんにちは、キューピーです。

何年も前からず～と考えていました。
息子が6年生になったら、ぜったいビワイチするぞって！



ついに実行に移す日がやってきました。
草津下笠町、葉山川の河口を起点に、時計回りに瀬田の唐橋を渡り、琵琶湖西岸を北上しマキノで一泊、長浜彦根を経由し草津に戻る、琵琶湖完全一周約２００Kmの旅です。

私48歳、息子11歳、メタボな二人のカコクな自転車旅行の始まりです。

スタート地点は、さざなみ街道の葉山川河口地点。
朝6：00、気合だけは十分です。


さざなみ街道を琵琶湖東岸に沿って南下します。
天気は雲ひとつ無い晴天。
やがて矢橋の帰帆島を越えて、左にイオンモール草津、右に近江大橋・びわ湖漕艇場を越えてゆきます。
↓帰帆島からのパノラマ写真（クリックすると大きくなります）




JRの高架が見えてくると、そこには琵琶湖と瀬田川の管理境界の看板があります。
てっきりJRの高架下あたりが境界線かと思っていました。


今回のルートの最南端部、そして「ぐるっとびわ湖サイクルライン」の終基点となっている瀬田唐橋を渡ります。しかし、残念なことに終起点０ｋｍの看板を見つけることが出来ませんでした。


さあ、ここからはひたすら北を目指してペダルを漕ぎ進みます。
ちょうどJR瀬田川橋梁をはるかが通過していきました。

晴嵐の浜、膳所公園を通過。

近江大橋西詰のマクドで朝マック。


打出浜なぎさ公園からのパノラマ写真


本日の第１チェックポイント、大津港に到着しました。


このチェックポイントとは、「輪の国びわ湖」が推進する、びわ湖一周サイクリングの認定証を申請するためのQRコードが設置されているポイントです。
携帯でQRコードを読み取り、サイトにアクセスし、簡単な問題に答えることで、通過とみなされます。びわ湖の周り13箇所に設置されたQRコードを4箇所以上チェックし、後日申し込むとびわ湖一周認定証とステッカーがもらえます。（有料）
今回はこのチェックポイントを通過することをひとつの目的にしています。次のポイントを目指すためのモチベーションにもなりますからね。

→びわ湖一周サイクリング　輪の国びわ湖のサイト

浜大津では、しばし京阪電車を眺めつつ休憩。ちょうど龍馬電車も通過。



かつての江若鉄道の線路があった鉄橋跡


ここからは交通量の多い国道を避けて、古い町並みの中の旧街道を進み、大津京駅に。湖西線の高架下を北に向かいます。


湖西線に沿って、唐崎駅、比叡山坂本駅を通過します。


ここで初めてサイクルラインの看板を発見しました！

今までにもあったのでしょうが、目にすることが出来ませんでした。唐橋から15Km、スタート地点から約25Km地点です。昔の旅人の一里塚のように、この旅にエールを送ってくれているように感じます。


雄琴の街に差し掛かったところでとんでもないハプニング発生！
なんとタイヤが破裂してしまいました。
自転車の旅で最も困るのがタイヤのパンクです。今回はその備えとしてチューブを持参、パンクへの対応はこれで万全かと思っていました。ところがタイヤの破裂！とは・・・、想定外です。これでは新しいチューブでもどうにもなりません。おまけにタイヤのサイズは、一般車と異なり７００ｘ３５Cというスポーツ車用のもの。早速携帯で大津市内の自転車店にかたっぱしに電話をして、タイヤの在庫を確認しますが、さすがに置いているところは見つかりません。
これでこの旅もここで終わりかとあきらめかけた時、なんと在庫のあるお店が見つかりました！それもほど近い堅田のお店でした。まさに奇跡です！
早速自転車をバラし、タクシーで息子と自転車をそのお店に向かわせます。私は息子の自転車で走って向かいます。


国道161号線を雄琴から堅田まで爆走して、河村サイクルさんに到着です。



直りました～！
河村サイクルさん、ありがとうございました！

おかげさまで旅を再開することが出来ました。
堅田駅を通過し、またもや湖西線の高架に沿って進みます。
小野駅も通過。ルートの変わるところには看板が出ており、安心です。


和邇駅を通過すると道路には「びわ湖レイクサイド自転車道」の看板が！？
なんかいろいろな呼び方があってワケわかりませんが、道路はしっかり整備されていてとても走り安くなっています。


途中、同様にビワイチをしているであろうグループや親子とすれ違います。そんなときはお互いに
こんにちは～
と、自然に声を掛け合うようになります。お互いにガンバレ～！とエールの交換といったところでしょうか。


蓬莱駅近くからは国道161号線を横切り、びわ湖畔の道を進みます。岸まで５ｍといったところでしょうか、水もきれいで最高に気持ちのいいルートです。

ということで、休憩もかねて名もなき浜で海水浴（湖水浴？）急ぐ旅でもないので・・・、サイコーに気持ちイイです！


本日第２チェックポイント、志賀駅です。
駅前の志賀町観光協会さんの入り口にQRコードがありました。


志賀駅前の食堂でお昼ご飯を食べ、北に進みます。このあたりも自転車道が整備されており、迷うことなく快適に進めます。


比良駅、近江舞子駅を過ぎ、北小松海水浴場にやってきました。ここで再度海水浴タイムです。時間の制約があるわけでもないので、こんなペースでもいいかと・・・。


北小松からは国道の側道を走らなければなりません。すぐ横を大きなトラックをはじめたくさんの自動車が走っており、いささか緊張しながらペダルを漕ぎます。


やっと大津市を抜け、高島市に入りました。


前方には鳥居が！
白鬚神社に到着です



まもなく高島の市街に入り、本日第3チェックポイント、近江高島駅です。
駅前にはでっかいガリバー像がお出迎え。



このあたりは古い家並みが残っており、とても趣のある町並みです。今度はゆっくりと訪れてみたいものです。


ここからは再び国道161号線を横切り、萩の浜水泳場から湖周道路を進みます。
道路は整備されており申し分ないのですが、走っていても単調で最もツライ行程でありました。




安曇川二つの河口を過ぎると前方に風車が見えてきました。
第４チェックポイント、しんあさひ風車村です。
ここにはびわ湖一周のスタンプポイントがありました。（ヤヤコシイ？）



このあたりでひざの痛みとおケツの痛みが最高潮になってきました。しかし道は淡々と続いており、頭の中をいろいろな単語が行きかいます。
「棄権」、「リタイヤ」、「挫折」・・・・。



どうにかこうにか本日第5チェックポイント、今津港に到着です。
台風の影響で風が強く、びわ湖は大荒れです。




今津では平和堂に入ったり、本屋へ行ったりして気力と体力をリセット。ゴールのマキノまではもうすぐ。力を振り絞ります。



ついに高木浜マキノサニービーチに到着しました！


今日は高木浜キャンプ場で一夜を過ごす予定でしたが、風が強くてテントを張れそうにありません。おまけに夜には雨になる予報なので、テント泊をあきらめて近くの旅館を探すことにしました。

この後、仕事終わりのヨメ（車）と合流し、マキノ高原温泉さらさで入浴、マキノ駅近くの旅館に投宿でき、ビールとコンビニ弁当で長い一日が終わるのでした。

何とか1日目は無事完走しましたが、明日はどうなることやら・・・つづく。

1日目のルート



◆ぐるっとびわ湖サイクルライン/滋賀県
滋賀県のサイトです。
サイクリングマップを無償で配布していますので、ぜひご入手ください。今回の旅のルートは、このマップを基準にしています。

◆輪の国びわ湖　びわ湖一周サイクリング/輪の国びわ湖推進協議会
NPO法人五環生活さんが運営されています。今回びわ湖一周認定のため、QRポイントを通過しました。こちらのサイトのサイクルマップはたいへん重宝しました。ややこしいところは予めプリントアウトしておき、そのつど確認することで、道に迷うことなく進むことが出来ました。

◆しがサイクリングマップ/びわこビジターズビューロー
いろいろなルートが掲載されているので、観光を兼ねてゆっくりサイクリングするときなど参考になります。