2010年02月05日
名勝庭園とともに楽しむ旧竹林院「坂本盆梅展」
湖南のまちから望む山々も、雪化粧の日が増えましたね。
スタッフのぎんねこです。
冬の湖国で、毎年人気を博している「盆梅展」。
なかでも、ミナクサからいちばん最寄りの「坂本盆梅展」へ行ってみました。
比叡山延暦寺のふもと、門前町の坂本。
その昔、僧侶たちが住んだ元里坊のひとつ「旧竹林院」が盆梅展の会場です。
国の名勝に指定されている庭園があり、それも見どころのひとつ。
坂本盆梅展(旧竹林院)
期 間:1月23日(土)~3月7日(日)
9:00~17:00(入園は16:30まで)
入園料:大人310円 小中学生150円
期間中、夜間特別拝観や梅花茶会も開催されます。
■夜間特別開園
日時:2月20日(土)、21日(日)、27日(土)・28日(日)
18:00~20:00
※甘酒接待あり(1杯300円)
■梅花茶会
日時:2月11日(祝)、14日(日)、21日(日)、28日(日)
10:00~15:00
料金:抹茶一服650円(生菓子付き)※前売り抹茶券600円
以前ご紹介した「冬のびわこ縦走 雪見船」とともに利用するのもいいですよね。
会場は入口から梅のいい香り。
坂本の盆梅展にならぶのはおよそ50鉢。
梅花の付き具合がそれぞれに見事。
大津絵とともに飾られているものもありました。
座敷の縁にずらりと並ぶ盆梅。
ここへ座ってゆっくりと眺めていく人が多いのも坂本盆梅展ならではかも。
なかには天井まで届くかのような大鉢や、樹齢300年のものもありました。
歴史上の人物の名がつけられた鉢もあります。
写真は左から坂本ゆかりの明智光秀にちなんだ「明智梅」。
中央の雅やかな鉢は「篤姫」、右は豪快な枝ぶりから名づけられたのでしょうか「龍馬白梅」。
ほかにも名前を一般から募集している盆梅もありました。
自分のインスピレーションを信じて挑戦してみるのもいいかも。
そして梅といえば「東風吹かば…」の歌で知られる天神様こと菅原道真。
この鉢は梅天神と名づけられていました。
また江戸期の作と伝わる「天神雛」も飾られています。
ゆっくり梅を楽しむなら、お茶を一服いただくのも一興。
お茶菓子付き400円で立てていただけます。
お菓子は坂本の名物・そばにちなんだ「そば落雁」でした。
そして、旧竹林院へ来たなら、ぜひ庭へ出てみてください。
少し寒くても歩いてみる価値あり。
私もここのお庭が本当に好きなんですよね。
庭は池をぐるりとめぐる回遊式。
中央には滝が作られ、響く水音が町なかの喧騒を忘れさせてくれます。
山を分け入るような風情のなか、見えてきたのは侘びた茶室。
脇をぐるりと小川がめぐり、すぐ横から滝が流れ落ちています。
大正時代のもので、大津市の指定文化財です。
さらに進むと見えてくるあずまやも、同じく文化財。
先日の雪が、苔むした庭の岩陰に少し残っていました。
穴太(あのう)積みの石垣が残る坂本のまち。
ひと足早い春を楽しみに出かけてみませんか。
より大きな地図で ミナクサブログ2010╱02╱05 を表示
旧竹林院
滋賀県大津市坂本5-2-13
TEL 077-578-0955
開園時間 9時~17時(受付は16時30分まで)
休園日 月曜(祝祭日は開園)・祝祭日の翌日
※盆梅展は3月7日(日)まで
坂本観光協会 TEL 077-578-6565
HP http://turuya.jp/sakamoto/tikurinin.htm
※情報は2010年2月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
スタッフのぎんねこです。
冬の湖国で、毎年人気を博している「盆梅展」。
なかでも、ミナクサからいちばん最寄りの「坂本盆梅展」へ行ってみました。
比叡山延暦寺のふもと、門前町の坂本。
その昔、僧侶たちが住んだ元里坊のひとつ「旧竹林院」が盆梅展の会場です。
国の名勝に指定されている庭園があり、それも見どころのひとつ。
坂本盆梅展(旧竹林院)
期 間:1月23日(土)~3月7日(日)
9:00~17:00(入園は16:30まで)
入園料:大人310円 小中学生150円
期間中、夜間特別拝観や梅花茶会も開催されます。
■夜間特別開園
日時:2月20日(土)、21日(日)、27日(土)・28日(日)
18:00~20:00
※甘酒接待あり(1杯300円)
■梅花茶会
日時:2月11日(祝)、14日(日)、21日(日)、28日(日)
10:00~15:00
料金:抹茶一服650円(生菓子付き)※前売り抹茶券600円
以前ご紹介した「冬のびわこ縦走 雪見船」とともに利用するのもいいですよね。
会場は入口から梅のいい香り。
坂本の盆梅展にならぶのはおよそ50鉢。
梅花の付き具合がそれぞれに見事。
大津絵とともに飾られているものもありました。
座敷の縁にずらりと並ぶ盆梅。
ここへ座ってゆっくりと眺めていく人が多いのも坂本盆梅展ならではかも。
なかには天井まで届くかのような大鉢や、樹齢300年のものもありました。
歴史上の人物の名がつけられた鉢もあります。
写真は左から坂本ゆかりの明智光秀にちなんだ「明智梅」。
中央の雅やかな鉢は「篤姫」、右は豪快な枝ぶりから名づけられたのでしょうか「龍馬白梅」。
ほかにも名前を一般から募集している盆梅もありました。
自分のインスピレーションを信じて挑戦してみるのもいいかも。
そして梅といえば「東風吹かば…」の歌で知られる天神様こと菅原道真。
この鉢は梅天神と名づけられていました。
また江戸期の作と伝わる「天神雛」も飾られています。
ゆっくり梅を楽しむなら、お茶を一服いただくのも一興。
お茶菓子付き400円で立てていただけます。
お菓子は坂本の名物・そばにちなんだ「そば落雁」でした。
そして、旧竹林院へ来たなら、ぜひ庭へ出てみてください。
少し寒くても歩いてみる価値あり。
私もここのお庭が本当に好きなんですよね。
庭は池をぐるりとめぐる回遊式。
中央には滝が作られ、響く水音が町なかの喧騒を忘れさせてくれます。
山を分け入るような風情のなか、見えてきたのは侘びた茶室。
脇をぐるりと小川がめぐり、すぐ横から滝が流れ落ちています。
大正時代のもので、大津市の指定文化財です。
さらに進むと見えてくるあずまやも、同じく文化財。
先日の雪が、苔むした庭の岩陰に少し残っていました。
穴太(あのう)積みの石垣が残る坂本のまち。
ひと足早い春を楽しみに出かけてみませんか。
より大きな地図で ミナクサブログ2010╱02╱05 を表示
旧竹林院
滋賀県大津市坂本5-2-13
TEL 077-578-0955
開園時間 9時~17時(受付は16時30分まで)
休園日 月曜(祝祭日は開園)・祝祭日の翌日
※盆梅展は3月7日(日)まで
坂本観光協会 TEL 077-578-6565
HP http://turuya.jp/sakamoto/tikurinin.htm
※情報は2010年2月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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ぎんねこ
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ぎんねこさん