2009年12月04日

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

まちもいよいよクリスマス一色になってきましたね。
レポーターのぎんねこです。

そこで今回はこの時季にちなんだ
クリスマスリースのコンテストや干支の展示など多彩なイベントを開催中の
「草津市立水生植物公園みずの森」を訪ねました。


ハスの群生地として名高い草津市の烏丸半島。
その湖畔にあるみずの森は、琵琶湖をもつ滋賀ならではの水生植物を集めた公園です。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」
琵琶湖岸にそびえ立つ風車が目印。

入園料は大人300円、高校生・大学生250円、小学生・中学生150円。
隣接する琵琶湖博物館とのお得な共通券もあります。


ロータス館を入ると、ブルーとホワイトのクリスマス装飾。
水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

そのロビーでは「第9回みずの森クリスマスリースコンテスト」作品展が
開かれています。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

会期:11月27日(金)~12月23日(祝日) ※最終日は午後4時で終了

みずの森恒例となったこのコンテスト。
個性豊かな作品が並び、フラワーアレンジメントやハンドメイドのファンだけでなく
クリスマス装飾の参考にしようと多くの人が毎年足を運びます。

今年も県内はもちろん、京都・大阪・奈良・愛知から作品が集まり、
日本フラワーデザイナー協会滋賀県支部と同園園長によって審査が行われました。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

エントランスに飾られているのは、みずの森友の会ガーデニングサロンの
みなさんの作品。よく見るとハスが使われていて、なるほど!の仕上がり。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」



こちらは草津市長賞を受賞した滋賀県・山口典子さんの作品。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

聖夜の星空のイメージが表現されていて、青で統一感を出した一品。
間近に見るとブルーのなかにもさまざまな花が使われていて圧巻です。




日本フラワーデザイナー協会滋賀県支部長賞は滋賀県の山形礼子さんに。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

あしらわれた羽がとってもロマンチック!
ホワイトクリスマス、といった装いで上品ですよね。




草津市立水生植物公園みずの森園長賞は滋賀県の田中朋子さん。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

木の実などの自然素材がふんだんに使われていて、
まるで森の中から届いたリースのよう。



水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

クリスマスリースといえば、ヒイラギに赤いリボン、
ぐらいしか思いつかなかった自分の発想の貧困さが恥ずかしい…。
リースってとっても自由でアーティスティックなものなんですね。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

一年かけて素材集めをする方もいらっしゃるそうで、
モチーフもとっても個性的なものばかりでした。



そしてこの季節、みずの森でもう一つ恒例となっている催しといえば
「干支とポインセチア」の展示。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

毎年、新聞各社が取材に訪れ、今年はヤフーニュースでも紹介されて
ひときわ大きな話題になりました。


実はこの展示、家族写真を撮るスポットとして人気なんです。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

その訳は年賀状

干支を背景に家族そろって写真を撮れば、そのまま年始のあいさつに使えますよね!


職員の方が思いつき、いつしか一般のみなさんにも広まったこの撮影ポイント。

いまでは年末の恒例行事にしている人もあるほどで
「みなさんのお年賀で園の宣伝までしていただけるので、こちらとしても大歓迎」
と笑顔の園長。


なるほど、写真を撮りやすいようにお立ち台まで作られていました!
これは親切。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

今年の「寅」はチェーンソーアート。大きなものは大人の背丈ほどもあります。


もちろん植物園だけあって、周囲を飾るポインセチアも品種が豊富。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

赤と緑だけと思っていましたら、いろんな色や形のものがあるんですね。


イベントだけでなく、みずの森へ来たなら絶対観覧して帰りたいのが
アトリウム温室
水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

夏に花期を迎えるスイレンが、ここでは一年を通じて美しい姿を楽しませてくれます。
花の少ないこの時期、とりどりの花はまさに目の栄養。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

一歩なかに入ると、とってもあたたかくて
館内を見て歩いているうちに冬だということを忘れそう。

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熱帯の植物たちもいろとりどりに咲き誇ります。

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温室を出たところには展示室もあり、世界中のロータス文様を見ることも。

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少し寒いですが庭園へも出てみましょう。

水生植物公園みずの森と「クリスマスリースコンテスト」

夏は隣接する琵琶湖岸一面にハスが広がります。

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冬に咲くはなたちを訪ねて散策するのも一興ですよね。


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新年には「滋賀洋らんフェスタ2010」も開催予定。
洋らん役500鉢が集まり、県内最大規模のらん展になります。

会期:2010年1月7日(木)~11日(祝) 9:00~17:00 ※最終日は16:00まで

洋らんの栽培講習会やアレンジメント体験教室なども企画され
毎年人気のイベントです。
くわしくはHPで要チェックですよ!



草津市立水生植物公園みずの森

草津市下物町1091
TEL 077-568-2332
開園 9:00~17:00(最終入園16:30)
   ※夏季(7月11日~8月20日)7:00~
休園 月曜・年末年始 ※月曜が休日の場合は次の平日休園
HP
http://www.mizunomori.jp/

※情報は2009年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。



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