2008年12月25日
年末年始の手土産に「手作り和菓子 彩菓」
今年もあと少しとなりました。ミナクサブログ・レポーターのぎんねこです。
みなさん、年迎えの準備も大詰めを迎えられているころでしょうか。
新年の挨拶や里帰りの手土産も、どこで買おうかとそろそろ気になるところ。
そこで今回は、滋賀らしく、そして南草津らしいお土産モノをご紹介しましょう。
手作り和菓子「彩菓」は、米どころ近江ならではの厳選素材を使った味で人気の菓子工房。
2年前にオープンしたお店ですが、ご主人は滋賀の名店・叶匠寿庵で
30年にわたり腕をふるってきたベテランの菓子職人です。
上品な味わいの上生菓子から、ふだんのお茶請けにぴったりなお団子まで
どれも原料にこだわり、つくりたてが信条といいます。
贈答用の詰め合わせは、いろんな組み合わせが可能。予算にあわせてもらえます。
では先様に贈る前に、ちょっと味見!
やっぱり定番の商品「最中」(160円)から試すのがいちばんわかりやすいでしょうか。
大納言小豆を使い、じっくり炊き上げた餡は、粒の香ばしさを残した逸品!
餡を食べればその店がわかりますものね。
お客さんの大半がリピーターというのもうなづけます。
「近江きぬた」(140円)の「きぬた」とは布を石打ちでやわらかくするための道具のこと。
つまり、求肥の生地がそれほどやわらかい、ということで
近江羽二重餅が口の中で心地よくとろけるように練り上げてあります。
パッケージも美しいこちらは、左から「相聞菓」(160円)、「葛羊羹」(180円)、「花野路」(140円)。
源氏物語から着想したという「相聞菓」は、餅と餡が互いに調和し、引き立て会うことから命名。
「葛羊羹」には本くずが使われているほか、
南草津の地名にちなんだ「花野路」は、ゼリー状にした梅エキスがさっぱりとして
なかに散らした梅肉が小さな花びらのようにキラキラ光るのが目にも楽しいひと品です。
どのお菓子も素材の味が
しっかり楽しめて、上品な甘さ。
「菓子の味を左右するのは第一に素材。
幸い滋賀で長くこの仕事に携わっているので
いい材料を新鮮な状態で仕入れることができ、
それを店内の工房で作ってすぐにお出しできる。
小さな店ですが、これがウチの強みでしょうか」
とご主人は話してくださいました。
日持ちさせるために砂糖をたくさん入れる必要もなく、
それによって、みずみずしい食感が
生まれるのだそうです。
もちろん保存のための添加物等も使っていません。
生菓子は常時10種類以上。その日、朝から仕込んだものが少量ずつ並べられていきます。
こちらは「栗きんとん」(250円)。
国産の上質な栗を茶巾で絞り、栗そのものの風味を楽しませてくれるお菓子。
なかには小さな粒が散らしてあって、食感もたまりません。
そして、冬から春、初夏にかけて人気なのが「いちご大福」(200円)。
ひと口食べると、いちごの酸味にコクのある白餡がまさにぴったり。
聞けば餡にミルクの風味を利かせてあるのだとか。・・・納得!
国産の上質ないちごが採れる時期だけの商品で、
いつも1日2回、多いときには3~4回作っても売り切れてしまうそうです。
夏のシーズンオフ用に考案したという「パイン大福」(180円)も
常連さんのリクエストで定番になりつつあるとか。
薄紫が鮮やかな「野路の朝」(220円)は、むらさき芋の色をそのまま生かしたお菓子。
こちらもゆくゆくはすべて地元の素材で作れるよう、仕入れルートを開発中なんだそうです。
そして一風変わっているのが、串ではなくカップ入った「みたらし団子」(190円)。
串だと、女性や小さな子供が食べにくいだろう、という配慮から考えたスタイル。
スプーンでいただけば、たっぷりタレまで楽しめるとあってなかなか好評です。
しかもこの団子は単なる白玉ではなく羽二重を使っているので
口に入れたときびっくりするほどやわらか。これは新食感かも。
人気の「わらび餅」は本わらび粉で練り上げた、まさに本物の味。
8個入り500円のほか、写真のこし餡入りは1個180円。
「三色だんご」(120円)や「草だんご」(150円)といえば和菓子屋の定番中の定番ですが
やはりここのはひと味違った!
つややかでみずみずしいのは吉野の本くずをベースにした羽二重だから。
手間暇はかかりますが、ここだけの味、というのがやはり大切なんですよね。
草だんごもヨモギがふわっと口の中で香って、どこかなつかしい味。
「黒糖饅頭」(100円)も定番ながら、これも手を抜かない上質な仕上がり。
皮がこれだけ薄いのに、もっちりとして黒糖の香ばしさが存在感を主張してます。
慶弔時の紅白・黄白の上用饅頭のほか、お赤飯なども予約すれば作ってもらえます。
帰りには、ご主人のお母様
お手製の和風小物を
いただきました。
「地元のみなさんに愛されるように」
という思いが込められているのが
わかります。
贈答だけでなく、来客のおもてなしや毎日のおやつまで
地元の「行きつけの店」にするのにぴったりな、まちの和菓子屋さんです。
手作り和菓子 彩菓
草津市野路町2113
TEL&FAX 077-565-7116
営業時間 9:30~19:00 不定休
※年末は31日まで営業
新年は3日から営業
HP http://www.wa-saika.jp/kodawari.html
※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
大きな地図で見る
<後日追記>
e-radioさんの番組でも紹介されました。
みなさん、年迎えの準備も大詰めを迎えられているころでしょうか。
新年の挨拶や里帰りの手土産も、どこで買おうかとそろそろ気になるところ。
そこで今回は、滋賀らしく、そして南草津らしいお土産モノをご紹介しましょう。
手作り和菓子「彩菓」は、米どころ近江ならではの厳選素材を使った味で人気の菓子工房。
2年前にオープンしたお店ですが、ご主人は滋賀の名店・叶匠寿庵で
30年にわたり腕をふるってきたベテランの菓子職人です。
上品な味わいの上生菓子から、ふだんのお茶請けにぴったりなお団子まで
どれも原料にこだわり、つくりたてが信条といいます。
贈答用の詰め合わせは、いろんな組み合わせが可能。予算にあわせてもらえます。
では先様に贈る前に、ちょっと味見!
やっぱり定番の商品「最中」(160円)から試すのがいちばんわかりやすいでしょうか。
大納言小豆を使い、じっくり炊き上げた餡は、粒の香ばしさを残した逸品!
餡を食べればその店がわかりますものね。
お客さんの大半がリピーターというのもうなづけます。
「近江きぬた」(140円)の「きぬた」とは布を石打ちでやわらかくするための道具のこと。
つまり、求肥の生地がそれほどやわらかい、ということで
近江羽二重餅が口の中で心地よくとろけるように練り上げてあります。
パッケージも美しいこちらは、左から「相聞菓」(160円)、「葛羊羹」(180円)、「花野路」(140円)。
源氏物語から着想したという「相聞菓」は、餅と餡が互いに調和し、引き立て会うことから命名。
「葛羊羹」には本くずが使われているほか、
南草津の地名にちなんだ「花野路」は、ゼリー状にした梅エキスがさっぱりとして
なかに散らした梅肉が小さな花びらのようにキラキラ光るのが目にも楽しいひと品です。
どのお菓子も素材の味が
しっかり楽しめて、上品な甘さ。
「菓子の味を左右するのは第一に素材。
幸い滋賀で長くこの仕事に携わっているので
いい材料を新鮮な状態で仕入れることができ、
それを店内の工房で作ってすぐにお出しできる。
小さな店ですが、これがウチの強みでしょうか」
とご主人は話してくださいました。
日持ちさせるために砂糖をたくさん入れる必要もなく、
それによって、みずみずしい食感が
生まれるのだそうです。
もちろん保存のための添加物等も使っていません。
生菓子は常時10種類以上。その日、朝から仕込んだものが少量ずつ並べられていきます。
こちらは「栗きんとん」(250円)。
国産の上質な栗を茶巾で絞り、栗そのものの風味を楽しませてくれるお菓子。
なかには小さな粒が散らしてあって、食感もたまりません。
そして、冬から春、初夏にかけて人気なのが「いちご大福」(200円)。
ひと口食べると、いちごの酸味にコクのある白餡がまさにぴったり。
聞けば餡にミルクの風味を利かせてあるのだとか。・・・納得!
国産の上質ないちごが採れる時期だけの商品で、
いつも1日2回、多いときには3~4回作っても売り切れてしまうそうです。
夏のシーズンオフ用に考案したという「パイン大福」(180円)も
常連さんのリクエストで定番になりつつあるとか。
薄紫が鮮やかな「野路の朝」(220円)は、むらさき芋の色をそのまま生かしたお菓子。
こちらもゆくゆくはすべて地元の素材で作れるよう、仕入れルートを開発中なんだそうです。
そして一風変わっているのが、串ではなくカップ入った「みたらし団子」(190円)。
串だと、女性や小さな子供が食べにくいだろう、という配慮から考えたスタイル。
スプーンでいただけば、たっぷりタレまで楽しめるとあってなかなか好評です。
しかもこの団子は単なる白玉ではなく羽二重を使っているので
口に入れたときびっくりするほどやわらか。これは新食感かも。
人気の「わらび餅」は本わらび粉で練り上げた、まさに本物の味。
8個入り500円のほか、写真のこし餡入りは1個180円。
「三色だんご」(120円)や「草だんご」(150円)といえば和菓子屋の定番中の定番ですが
やはりここのはひと味違った!
つややかでみずみずしいのは吉野の本くずをベースにした羽二重だから。
手間暇はかかりますが、ここだけの味、というのがやはり大切なんですよね。
草だんごもヨモギがふわっと口の中で香って、どこかなつかしい味。
「黒糖饅頭」(100円)も定番ながら、これも手を抜かない上質な仕上がり。
皮がこれだけ薄いのに、もっちりとして黒糖の香ばしさが存在感を主張してます。
慶弔時の紅白・黄白の上用饅頭のほか、お赤飯なども予約すれば作ってもらえます。
帰りには、ご主人のお母様
お手製の和風小物を
いただきました。
「地元のみなさんに愛されるように」
という思いが込められているのが
わかります。
贈答だけでなく、来客のおもてなしや毎日のおやつまで
地元の「行きつけの店」にするのにぴったりな、まちの和菓子屋さんです。
手作り和菓子 彩菓
草津市野路町2113
TEL&FAX 077-565-7116
営業時間 9:30~19:00 不定休
※年末は31日まで営業
新年は3日から営業
HP http://www.wa-saika.jp/kodawari.html
※情報は2008年12月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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<後日追記>
e-radioさんの番組でも紹介されました。
Posted by
ぎんねこ
at
11:24
│
ぎんねこさん