大自然のなか、ぶどう狩りとバーベキュー「琵琶湖ワイナリー」

ぎんねこ

2010年08月18日 12:15

お盆はいかがお過ごしでしたか? レポーターのぎんねこです。

暑い日が続きますが、ふとしたときの風のにおいや
宵の虫の声に秋の気配を感じるようになりました。

味覚もまたしかり。梨やぶどうも美味しくなってきましたよね。


そこで今回ご紹介するのは新鮮ぶどうを楽しむぶどう狩り。




南草津からもほど近い、栗東市荒張の山裾に広がる一面の緑。



「琵琶湖ワイナリー」は、以前このブログでもご紹介した
草津の歴史ある酒蔵「太田酒造」さんが経営するぶどう園です。



ここで採れるぶどうで、自家農園産100%のワインが作られています。




毎年8月~10月上旬には、そのぶどう園を開放して「ぶどう狩り」が行われていて
新鮮な野菜と国産牛のバーベキューも楽しめます。


■ぶどう狩り
 入園料:大人1000円 子供(小学生)800円 3歳~幼児500円 3歳未満無料

■バーベキュー
 入園料+バーベキュー:大人3900円 子供3700円 幼児3400円
 ※前日までに要予約

  土日・祝日は早めの予約がおすすめです。


期間はぶどうの生育状況によって変わるため、確認してください。



ぶどうの木のアーチをくぐると、ワイン樽を模した受付棟。



ぶどう狩りでなくとも、贈答用やお土産に
ぶどうやワインを直接買いに訪れる人も多いそうです。


バーベキュー場はぶどう棚の下。



ぶどうの葉影は思ったより涼しく、緑の下のテーブルは素敵。
もちろん、お肉のお伴は琵琶湖ワインですよね。





このワイナリーが拓かれたのは、戦後すぐのこと。
日本人の暮らしに、ワインがまだまだ馴染みのなかったころ。



もともと太田酒造の先代は戦中の食糧難の時代に
南草津一帯の開墾を手掛けた人物。

この栗東のぶどう園も、大型機械がないなかスコップとつるはしで山を切り拓いて
純国産ワインづくりに情熱をそそいだそうです。


「ぶどう狩り」も、そんな地元の味と、ワイナリーの歴史を知ってもらおうと
一般に開放されています。



バーベキュー場のとなりが、ぶどう狩り用のぶどう園。

除草剤は一切使わず、できるだけ自然の品種の美味しさを引き出すよう
手間暇かけて栽培されています。



受付棟でハサミとバケツを借りると、ぶどうを冷やして食べられるようにと
バケツに氷も入れてくださいました。



ぶどう園は食べ放題。
持ち帰り分は売店で購入することができます。




ずっと奥まで枝をのばすぶどうの木々。


今年は例年よりぶどうの育成が遅れていて
8月に入ってデラウエアが食べごろになったばかりとか。



では、早速ぶどうを採ってみましょう。
おいしいぶどうを採るコツを教えてもらいました。



最初に、かぶせてある紙を外して確認。

この紙は再利用されるので、リサイクル用の箱に戻します。



一粒、つまんで味見をしてみます。



甘く熟していたら、ハサミで房ごと切り取ります。
このとき、枝や蔓を傷つけないように要注意。


デラウエアのあと、食べごろを迎えるのは「ベリーA」。





粒が大きく、種がないのが特徴。

このあと、サニールージュや紅瑞宝などが次々に食べごろを迎えるそう。


ぶどうは食べ放題ですが、やっぱり食べきれる分だけ採るのがルール。
ぶどうの木はデリケートなので、マナーを守って楽しみたいものです。
せっかくの採れたてですから、自然に感謝して味わいたいですよね。



もちろん、売店ではここのワインも購入できます。



お願いすれば試飲もできます。好みの味をみつけるもよし。




採れたてのぶどうを贈答用に詰め合わせてもらうこともできます。




ご家族そろって、ぜひ出かけてみてください。




※情報は2010年8月現在。詳しくは直接お問い合わせください。




より大きな地図で ミナクサブログ2010╱08╱18 を表示


琵琶湖ワイナリー(太田ぶどう園)

滋賀県栗東市荒張1507‐1
077-562-1406
営業時間  ぶどう狩りは8月~10月上旬
      売店・受付 9:00~17:00
      ※バーベキューは前日までに要予約

HP   http://www.ohta-shuzou.co.jp/budougari.htm

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