夏休みも残すところあと二週間弱ですね。
みなさん、たくさん思い出ができたでしょうか?
水泳やキャンプなど、アウトドアの遊び場が多い滋賀ですが
人気のインドアスポットいえば何といっても
「県立琵琶湖博物館」。
毎日たくさんの子どもたちでにぎわっています。
そこでぜひぜひ味わって欲しいウワサのメニューを
ミナクサブログのうまいもん担当のぎんねこがレポートしてきました!
ミュージアムレストラン「にほのうみ」といえば
「ブラックバス」が食べられることで全国的にも知られるお店。
写真は幅広い年齢層に好評の「湖の幸の天丼」820円。
「琵琶湖のギャング」「厄介者」と嫌われてきた外来魚を
一躍、人気メニューに仕立てた功績は滋賀の誰もが知るところです。
琵琶湖博物館の館内にあるレストランは、入館料なしでも利用OK。
ちなみに現在、博物館では「骨の記憶」を開催中(11月23日まで)。
人や動物たちの体のなかにきざまれた5億年の記憶をたどるユニークな企画展です。
正面玄関からいちばん奥へ入ったところが「にほのうみ」。
中庭に面していて、高い吹き抜けの天井が開放感たっぷりです。
そしてこちらが、ウワサのブラックバス(オオクチバス)料理。
冒頭でもご紹介した
「湖の幸の天丼」(820円)は
ブラックバスと琵琶鱒の天ぷらが乗った欲張りな一品です。
厨房で腕を振るう平井シェフが、ブラックバス料理に
取り組みはじめたのは約10年前。
思考錯誤のうえ編み出したのは、オリジナルハーブ塩を使った下処理方法。
それがバスの旨みを引き出し、
「臭みがあるのでは?」という先入観を完全に払しょくしてくれます。
むしろギャングのイメージを一変させてしまうほど
身はホロっとやわらかく、あっさりとして美味!
嫌われ者のバスですが、実はスズキに似た白身で、脂分も少ないんだとか。
半分に割ってみると、少しはその食感が伝わるでしょうか…。
写真左がバス。右側の薄紅色の身が琵琶鱒。
ブラックバスの天ぷらだけが乗った
「バス天丼」は880円でした。
琵琶湖ならではの料理はほかにもいろいろ。
左は、なまずの天ぷらが付いた
「湖国御膳」1430円。
子あゆの南蛮漬けや鴨ロース、しじみの味噌汁など
滋賀ならではの味が盛り込まれています。
右は
「海の幸の天ぷらうどん」780円。
ほかに、夏休みだけの特別企画として
8月末まで1日20食限定で「バスバーガー」も登場。
こちらは午前中には完売してしまう人気メニューとか。
そして、もう一つのここの目玉が
「近江牛コロッケ」。
なかのお肉は100%近江牛を使っていて、揚げたてのホックホク。
単品なら380円。定食などもあります。
写真左は「近江牛コロッケうどん定食」1150円。
右は、シェフ特製のタルタルソースがおいしい
「近江牛コロッケバーガーセット」950円(ドリンク付き)。
オープンは朝10時半から。食事は11時から。
お昼前にはこの行列!
すごい人気です。
琵琶湖博物館は湖周道路に面しているので、
ドライブの足で立ち寄るのもいいかも。
夏の風物詩・ハスも最後の花を咲かせていました。
バス天丼は未体験、という人はぜひ!
きっとブラックバスのイメージが変わりますよ。
レストラン「にほのうみ」
(滋賀県立琵琶湖博物館内)
草津市下物町1091
TEL 077-568-4819
営業時間 10:30 ~17:00(食事は11:00~16:00)
定休日 月曜(博物館の休館日に準ずる)
HP http://www.nanyouken.co.jp/nionoumi/index.html
※情報は2009年8月現在。詳しくは直接お問い合わせください。
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